「もうゴールしてもいいよね…」

14th FPL 福岡レガシー2周年記念大会に出場したの巻。

やっぱり主催から毒殺云々と言われてしまった訳ですが、今回考えていたネタはこの時期稀に見る仕事の忙しさやヴァレリア島で起こった戦争なんかで全部吹っ飛んでしまい、デッキ名すら決められぬままに素のままのデッキで参戦する事になってしまいました。

↓ちなみに、今回ボツったネタの数々。

●やっぱり毒殺（感染）

→期待していた《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》がもう少し軽かったら…

●超起源で参戦

→神は言っている、2回目の5CG詐欺はまだやるべきではないと。

●5CGならぬ5CBで参戦。

→平行世界からタイムシフトしてきたもう一人の自分がどうたらこうたら。
「っは、し、静まれ…！」という事で穏便に帰って頂きました。そもそもデッキを新造する時間もないし！

●《等時の王笏/Isochron Scepter》再搭載

→「セプターか、そのようなもの俺にも積める！」
「《稲妻のらせん/Lightning Helix》…んん？違ったかな～？」
「捨てて来い！俺の求める刻印はまだ遠い！」
仮にマナ食いの問題を解決しても5CGエンジンから素撃ちする事も考えるとらせん搭載はしんどいです。
かといって《火+氷/Fire/Ice》《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》だけではちょっと選択肢に乏しいような気がして保留。
そもそもアミバのトップを防げる男が3人も居る福岡レガシーでアミバごっこは自殺行為。うわらば。

●大祖始オーダーの代わりにスタイフルノートを搭載して、あばたさんと即席タッグ「24（万）パワーズ」を結成する

→差し出した手を余裕で引っぱたかれる気がした


なお、今回の抽選用景品として用意したのは
●《赤霊破/Red Elemental Blast》（日4版白枠×3、伊RV×1）
●《青霊破/Blue Elemental Blast》（日4版白枠×1、伊RV×3）
●プレイドIA基本地形多数、という名の「しるびあさんと戯れる権利」
でした。ブラストは言語の枚数不ぞろいで申し訳ありません＞貰った方

周辺各県からの遠征組も含めての総勢37人によるSD6回戦ともなるとなかなか壮観。
グダグダに決まったデッキレシピについては主催ブログ等に譲るとして、こんな状況では何が来るか見当も付かないのでサイドボードはなるべく広く浅く丸くまとめてみたのですが、果たして。

●第1回戦（ANT）：○○

G1、ハンドが良かったのでとりあえず手なりに進めていたら、対戦相手いきなり《むかつき/Ad Nauseam》、そしておもむろに取り出される《苦悶の触手/Tendrils of Agony》をあしらったストームカウンター…やられた！と思いつつ致死量のストームが貯まっていくのを指をくわえて眺めるだけだったのですが、信じられない事にそのままターンが返ってきたのでした…
G2、運よく勝ちを拾えたとはいえ絶望感は半端ない。2枚の《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》に全てを賭けて大祖始オーダーは全抜きという体制で臨み、運よくガドック初手キープ。しかし相手の初動がハンデスだったら仕舞いだよ！
しかし飛んできたのは《強迫/Duress》で2Tにガドック無事着地。そしてこれが除去されることはなかった…

●第2回戦（エンチャントレス/零崎人識さん）：○○

最近エンチャントレスをよく見かけるのは気のせいではないはず。
G2にてようやく大祖始降臨。しかし返しのターンに《Moat》張られる。《恭しき沈黙/Reverent Silence》は手元にあったけれど3マナしか無いのでピッチするしかないか…と思っていたら4マナ目を引いてきたので素撃ちして大祖始アタック。

●第3回戦（Aggro Rock）：××

個人戦では初めての開幕4連勝にちょっと気をよくしたらこれです。
土地破壊と手札破壊とクリーチャー除去は無理ゲーなんです。

●第4回戦（ドレッドスティル/ロノムさん）：○×○

相手デッキの正体が分からぬままG1勝利、とりあえず《Volcanic Island》は見えたので赤があるのかと思って《水流破/Hydroblast》入れてみたら相手の正体はスタイフルノートだったでござる。水流破はいらない子でした。
G3は相手ライフを削りきれないところから《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》から《極楽鳥/Birds of Paradise》を2回タップして《稲妻/Lightning Bolt》×2で勝利。大祖始の機嫌もそこそこという所でこれぞ5CG！という感じはしてきましたけど、今度は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》が働かなくなった…

●第5回戦（ウーズサバイバル/Wild Huntさん）：○×○

あと1回勝てばとりあえず勝ち越し、という所で個人的には因縁のサバイバルと遭遇。
まあ因縁と言っても「フラッグでガンダムを倒す、と戦友の墓標に誓った程度」の個人的我侭に過ぎないなのですがそこは止められない。

G1にて垣間見えたおにぎりこと《Phyrexian Devourer》を怪訝には思ったものの、てっきり蔦サバイバルだと思い込んでいた私はG2にて《復讐蔦/Vengevine》を《根絶/Extirpate》してドヤ顔していたらきっちりウーズコンボを決められてました(笑)
G3は十手を設置しての持久戦、それも厳しいなと思っていたら《自然の秩序/Natural Order》を引いてきたので大祖始オーダー敢行、ようやく試合にてサバイバルに初勝利。
「パパママ、ガンダム倒したよ…」

●第6回戦（ANT）：ID

この時点で4-1にて12p、なんと勝ち越しどころか決勝卓の目まであるらしい！
しかし今まで5回戦までしかマトモに戦った経験のない私（チーレガの時の6回戦はクタクタだった）としては決勝ラウンドで6回戦以降というのは正直気が遠くなる領域。
とりあえずOpは見せて貰ったけれど読み方もよく分からないし、上がれなかったらそこまでだったと割り切る事にして半ば休憩でID同意。
そして対戦相手の対戦票の1回戦の相手がヤッカさんと記されていた事で対戦予定だった相手のデッキがANTだった事を知る。くわばらくわばら(笑)

結果、4-1-1の13pで予選ラウンド6位で初の決勝卓進出となりました、マジかよ(笑)
そしてこんな時に限ってスムーズに成立するサイドイベント卓。これはいったいどういうことなの…？

●第7回戦（エンチャントレス/クピリチオンさん）：×○×

G1、《独房監禁/Solitary Confinement》される。
G2、大祖始オーダー。《恭しき沈黙/Reverent Silence》もまた素撃ちで炸裂。
しかしエンチャントレスの人は皆《Moat》持ってるのが常識なのか？いいなぁ。
G3、初手に《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》が来ていた私は相手の《女魔術師の存在/Enchantress’s Presence》を即割れば良かった所を貧乏性が災いして2枚目が出るまで待ってしまったのでした。狙い通りに2枚割れたのはともかく、その時間が後々響いたのかも知れない。
時間切れのライフ差決着というところまでもつれ込んで、ここでまた割るべきエンチャントを間違えた私は初見の《戦争の言葉/Words of War》コンボを止められずに焼死。

●第8回戦（5～8位決定戦）（DD/あばたさん）：○××

G1、相手《ファイレクシアン・ドレッドノート》を《剣を鍬に/Swords to Plowshares》する羽目になるも大祖始で取り返す。
G2、ドレッドノートに殴り殺される。
G3、降臨したマリットレイジを極楽鳥でブロックさせられるジリ貧展開。十手のライフゲインで即死を防ぐも、マリットレイジとタッチで出てきたドレッドノートを《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》で割ろうとして《もみ消し/Stifle》を撃たれ、後続の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》もカウンターされて終了。
スタイフルとノートを存分に堪能させて頂きました。

●第9回戦（7、8位決定戦）（Aggro Rock/ロノムＪｒ．さん）：××

G1、徹底的にパーマネントを破壊された状況で4/5の相手タルモのサンドバックになる。
G2、だから土地破壊と手札破壊とクリーチャー除去は（ｒｙ

という訳で初の決勝卓は8位で終了と、力尽きたというか器の無さっぷりを思い知る結果となったのでした。


賞品は冥府の教示者×4、Demonic Tutor、吸血の教示者、リスティックの教示者、魔性の教示者、これに加えて抽選で親和エルフのパーツ一式を頂きました。

主催のしるびあさんといつのまにかスタッフになっていたID王子さんはじめ、参加された方々お疲れ様でした。
3年目は毎回参加するか分かりませんけど、まだまだ5色で行かせて頂きます。（詐欺含む）

ちなみに今回初心に帰って入れてみた《貿易風ライダー/Tradewind Rider》は毎回サイドアウト余裕でした！